講習なしでペーパードライバーを克服した運転の練習方法 中級編

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今回は「ペーパードライバー講習に通わずペーパードライバーを克服した運転の練習方法 中級編」です。

初級編では大通りと自宅の車庫入れ、自宅周辺の細い道を練習しました。

中級編ではさらに練習場所を拡大し、自分の行動範囲の運転練習と標識の把握をしていきます。

この段階から天気の悪い昼間や夜間の練習も加えていくと良いと思います。

ペーパードライバー克服のための練習をしていくうえで、この段階を長めにボリュームを取るのが良いでしょう。

■ペーパードライバー克服記事■

【講習に通わない】ペーパードライバー克服ロードマップ【お金をかけずに】
 ペーパードライバー克服に役立つ記事をまとめました。
ペーパードライバー・初心者向け車の用語集
 ペーパードライバーや初心者の方が疑問に思いやすい車関連の用語を一覧にしました。
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★講習なしでペーパードライバーを克服した運転の練習方法 一覧★
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一人でペーパードライバー克服を決意した方への注意点
 私自身はペーパードライバーが協力者や講習なしで運転の練習をするのは反対です。
 ですが、どうしても一人でやるしかない方のために練習の注意点を考えてみました。

目次

これまでより行動範囲を広げて練習する

車を運転できるなら、遠くに行きたくなることが増えると思います。

日用品を購入するための買い物以外にもレジャーで出かけたり、家族の送迎のために車を出すことも必要になってくるでしょう。

少しずつ運転する範囲を広げ、ペーパードライバー克服を目指しましょう。

慣れないうちは遠回りしてでも安全な道を

少し遠いスーパーやよく行くお店など、離れた場所にも行きたい場所はあると思います。

最終的にはそのような場所にも一人で行けるようになってこそペーパードライバーを卒業できます。

行きは自分で運転し、緊張で疲れてしまったら帰りは家族に運転をお願いするなど状況に応じて練習していくのが良いです。

目的地まで最短で行けるルートが細い道ばかり続いていたり事故が頻発する場所などがある場合は、遠回りしてでも安全な道を選ぶのが良いでしょう。

細い道を練習するのはいつでもできますが、慣れないうちに無理して走って事故に遭ったりトラウマを持ってしまっては本末転倒ですよ。

駅周辺は交通標識が複雑なので覚える必要がある

ペーパードライバー克服後は最寄駅まで家族の送り迎えをすることも出てくるでしょう。

駅周辺は時間帯によって中央線が変わる、バス専用レーンができる、一般車は右折禁止など様々な制限があり、交通標識が複雑です。

ルールを破れば当然ながら反則金を請求されてしまいます。

無駄な出費をしないためにも情報の蓄積は必要です。

少しずつ駅まで行く練習も加えていき、駅周辺の複雑な交通ルールを覚えていきましょう。

家族のちょっとした言葉にも注意して

練習に付き合ってもらっていると「ここの道、時々歩行者が突然出てきてビックリするんだよね」などの言葉を家族がポソっと呟くことがあるかもしれません。

そのような言葉はぜひ忘れないようにしてください。

経験から蓄積された知識というのはとても大切で、あるとないとでは安全に運転できる可能性が段違いになります。

見通しがよいはずなのに何故か歩行者が見えにくい交差点、対向車線の車のライトが非常に眩しく感じられる道、晴れた日は良くても雨の日はとても見えにくい道など、道路には様々な条件があります。

周辺住民が飛び出してきやすい路地などもあります。

先輩ドライバーの経験談を頭に入れておくことはとても大切です。

長めのドライブも練習する

少しずつ長めの運転の練習もしていきましょう。

こまめに休憩を取るのが理想的ですが、必ずしもそうはいかないこともあります。

運転時間が長くなれば長くなるほど集中力を欠いていき、普段なら気付けることを見落としてしまう可能性が高くなっていきます。

隣に誰かが乗ってくれている状態で長時間のドライブをすれば、危険な行動を取りそうになっても止めてもらえます。

集中力を欠いてくると自分はどのような点の注意がおろそかになるのか?

これを知っていると知らないとではペーパードライバーを克服できた後の運転に差が出てきますよ。

雨の日の練習にも挑戦しよう

運転が少し怖くなくなったら慣れた道を雨の日の昼間も練習し始めましょう。

雨の日に初めて通る道を走行するのはもっと運転に慣れてからにする方が安全ですので、今は我慢してくださいね。

雨の日は視界が悪くなる

窓に水滴がついてしまい、視界が制限されるのを実感してもらえると思います。

ワイパーの動きが気になってしまい運転に集中しきれない人もいるかもしれません。

周辺の確認を晴れた日より小まめに行うようにし、少しずつ慣れていきましょう。

サイドミラーも見えづらい

特に困るのがサイドミラーが見えづらくなることです。

ミラーに水滴が付いてしまい、晴れている日よりも確認に時間を取られてしまいます。

対処法ですが、残念ながら慣れるしかないです。

雨の日に何度も走行することで水滴が付いていてもサイドミラーから必要な情報を得ることが出来るようになってきます。

不安だとは思いますが、見えづらいからといってサイドミラーを注視し、事故にならないように気を付けましょう。

あくまで個人的な対策ですが、雨の日は晴れた日よりも小まめにルームミラーを確認しています。

バイクが後ろにいる時は特に注意し、姿が見えなくなったら死角に移動していないか?ということに注意しながら運転しています。

雨の日でもしっかり安全確認をするなら、サイドミラーに水滴が付かなくなる「ガラコミラーコートゼロ」が非常に便利です。

晴れの日のようにサイドミラーが見やすくなるので愛用しています。

路面の状態が悪いので普段よりも安全運転に気を付ける

雨の日は道路が滑りやすくなります。

スピードを出し過ぎず、ブレーキを普段より早めにかけ始めるよう心掛けてください。

タイヤと路面の摩擦が減ることによって車体の制動距離が延び、晴れた日よりもブレーキが効くのに時間がかかります。

また、晴れた日なら起こらないスリップに驚いたり、水溜りを走ることによって車体が吸われるような感じを覚えるかもしれません。

道路上にあるマンホールや路側帯の白線は特に滑りやすくなりますので、ブレーキをかける際には十分注意してください。

自転車には特に注意が必要

普段なら簡単に追い抜ける自転車も傘を差しているせいで追い抜きに神経を使うでしょう。

本当は傘を差して運転するのはいけないんですけどね…。

レインコートを着用している自転車も視界が制限されていますので、普段よりも危険な運転をしているかもしれません。

どのような行動を取るかわからないので、自転車に近づく際にはスピードを落とすことを意識しましょう。

自転車が雨でバランスを崩して転倒する可能性があることも忘れず、追い抜きの際にはしっかり距離をとるようにしてください。

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夜間の走行は昼間とはまったく違う

運転するのは昼間だけではありません。

夜間もしっかり練習しましょう。

初めて夜間走行を練習すると、歩行者や自転車の見えにくさに驚くかもしれませんね。

暗い色の服を着ている歩行者や自転車は本当に見えないんです。

「夜歩くときは暗い色の服は着ないように気を付けよう」と思うかもしれません。

他にも注意点がありますので、確認しておくと役に立つと思います。

ペーパードライバー初期は雨の日の夜間の練習は避ける

夜間に路面が濡れていると、対向車のヘッドライトで路面がギラつきます。

見えづらいだけでなく、路面とタイヤの摩擦が減ってブレーキも効きづらいので、夜間練習を始めたばかりの頃は雨の日の練習は避けてください。

雨の日の夜間練習はさらに次のステップに取っておきましょう。

歩行者・自転車は昼より見えにくいことを心に留めておく

特に黒っぽい服を着ている歩行者・自転車は突然見えるようになるので驚いてハンドル操作を誤らないようにしてくださいね。

ひどい自転車は無灯火で走っていることもあります。

当然ながら違法ですが、事故を起こした場合は車が不利になってしまいますので昼間よりもしっかり確認しましょう。

左折の際にも横断歩道手前で一旦止まってしまっても良いので歩行者・自転車がいないか安全確認には十分注意してください。

カーブミラーも歩行者の確認には役に立たない

昼間頼ってきたカーブミラーも夜間はあまり効果を発揮してくれません。

車やバイクのライトを確認することはできますが、歩行者や自転車(無灯火の場合)はほとんど見えないと思ってよいでしょう。

右左折時、路地付近を通過するときはしっかり目視で確認しましょう。

対向車のライトに注意

対向車のライトが眩しいからと視線を左に逸らしたがために左に寄りすぎた運転をしないように注意してください。

特に左はバイクや自転車が通行している可能性があります。

対向車のライトが眩しい時は目線をやや遠くの中央線あたりを見るようにすると良いです。

これは私が教習所に通っていた時に教えてもらったテクニックですので、教官のお墨付きですよ。

とはいえ、ペーパードライバーさんにはこの事態を避けるためにも2車線以上の道路の左車線を走ってもらいたいです。

黄色信号は止まって良い

進行方向の奥に見える信号が赤になったら手前の信号も近いうちに黄色→赤になります。(時差式の信号や交通量の多い道路はこの限りではありません)

また、横断歩道の信号が赤になった時も車の信号も間もなく黄色→赤になります。

信号が黄色になりそうだったらアクセルペダルから足を離して減速してしまって大丈夫です。

ペーパードライバーは黄色信号の時に進むべきか止まるべきか悩むことが多いと思いますが、夜で見通しは決して良くないこと、右折したい車が油断している可能性を考慮して止まってしまいましょう。

雨の日の夜間は十分慣れてからの練習がおすすめ

雨の日の運転、夜間の運転を経験し、昼間とは全然違うことを実感してもらえたと思います。

雨の日の夜間は別格レベルで難易度が高くなります。

窓ガラスに水滴がつくことによって、対向車のライトが乱反射して視界が見えにくくなります。

サイドミラーも水滴のせいで普段通りには機能してくれないどころか、後方の車両のヘッドライトが眩しく感じられる始末です。

晴れた日であれば気付けることを見落としてしまうことも考えられます。

最悪の事態を起こさないために、スピードは抑えて走行し、信号や一時停止のためのブレーキはいつもより早めにかけ始めるのが良いでしょう。

慣れたドライバーでも雨の日の夜間は通常より注意します。

ペーパードライバーであれば尚更注意が必要です。

危険がないかを同乗者にも確認しながら練習してくださいね。

ペーパードライバー克服にどんどん近づこう!

雨の日・夜間の運転は晴れた日よりも注意すべき点が多く、難易度が高いことを確認してもらえたと思います。

しかしながら雨の日や夜こそ車があると便利です。

家族にも協力してもらい、しっかり練習しましょう。

この段階まで練習できれば、ペーパードライバー克服に大きく近づきますよ!

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車の死角と右折事故・左折事故に関しては安全運転のために時々見直してくださいね。

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 ですが、どうしても一人でやるしかない方のために練習の注意点を考えてみました。

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この記事を書いた人

元ペーパードライバー歴10年。
学生時代より運転神経に自信がなく、奇跡的に免許を取得するも運転に苦手意識を持ち、晴れてペーパードライバーとなる。
家族の協力を得て2019年3月より運転の練習を開始、2020年1月に一人で運転を達成。
ペーパードライバーとしての任を終え「現役ドライバー」と名乗れるように。
現在は愛犬にドライブ慣れをさせるべく奮闘中。

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