車を変えたら鳥のフン被害が激増!対策・解決策はある?私が試すことを紹介します

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車を大切に思っている方にとって、鳥はある意味で天敵のような存在と言えるかもしれません。

フンを落とされる、車にキズを付けられる、ワイパーのゴムを引きちぎられるなど、様々な被害が発生します。

私自身も夢の中でも鳥のフン掃除をしていたほど悩んだ経験がありますので、害鳥に関する記事は複数作成しました。

今回は当ブログにお寄せいただいたコメントを元に記事を執筆しています。

ご相談者様は鳥のフンやキズの被害に遭われており、解決策を求めて当ブログの記事を発見してくださったとのことです。

私自身は車や鳥の専門家ではありませんので専門的な知見はありませんが、あくまでも「私が相談者様の立場でしたら、このような対策をしてみます」という内容で記事を作成いたしました。

今後の対策の参考にしていただければ幸いです。

目次

ご相談者様の状況

  • 車を変えてから鳥のフンやひっかき傷などの被害が激増した
  • ボンネットやルーフへの被害があり、塗装に甚大な被害が出るほど
  • 以前の車では年に数回フンの被害があった程度
  • 被害を受ける場所は会社の駐車場
    周囲の車には目立った被害はなし
  • 車のボディカラーはグレーメタリック
  • 車種は普通車のSUV

3ヵ月ほど前に車を変えてから、鳥のフンやひっかき傷などの被害が激増したとのことです。

以前の車でも年に数回フンによる被害はあったものの、今は比べ物にならないほど多いとのこと。

鳥のフンは車の塗装に悪影響を及ぼすため、すぐに掃除することが望ましいのですが、会社の駐車場で起きている事件のため即時の対処が難しいことが推測されます。

以上をふまえ、駐車スペースの上空には電線や木の枝が無い(鳥が休憩所にしやすいものがない)という条件で「私だったらこうする」という対処を解説させていただきます。

■鳥にフンを落とされやすい車の色がある?■

「車の色によって鳥のフンなどの被害の受けやすさは変わるのかな?」と気になる方もいらっしゃいますよね。
私が以前耳にした情報では『黒や黒に近い色は被害を受けやすい』と聞いたことがあります。
また、イギリスのカー用品メーカーであるハルフォード社の調査では赤・青・黒の車は被害を受けやすいとの結果が報告されています。

参考記事⇒車の色で鳥のフンをよく落とされるかが変わる!?対策や糞の落とし方は?

簡単な対策から試してみる

本格的な対策を立てる前に、私でしたらまずは簡単な対処法を試してみます。

最初に行う対処法
  • 駐車時にはアルミ製のサンシェードを設置する
  • 普段とは違う向きで駐車する
  • フクロウなど猛禽類の置物などをボンネットに飾る

上記の3つの対策を出来るものから実施します。

それぞれの対策の目的をお話しますね。

駐車時にはアルミ製のサンシェードを設置する

アルミ製のサンシェードは以下のような商品です。

メッシュ素材や布製のサンシェードも販売されていますが、鳥対策を考えるなら表面がアルミのもの一択になります。

アルミを選ぶ理由ですが、鳥は光っている物が苦手とのデータがあり、鳥対策グッズの中には乱反射を利用して鳥を追い払うものが多数存在します。

そのため、メッシュなどの素材のものよりも光を反射するアルミ製のサンシェードの方が鳥対策としては有利だと考えられるからです。

ちなみに私が鳥のフン対策をした時にはアルミ製のサンシェードに目玉を付けて鳥よけサンシェードにしました。

参考記事⇒鳥のフンから車を守る鳥よけサンシェードは効果あり!?効果を高める方法と作り方を解説するよ!

鳥よけサンシェード

我が家の場合は効果がありましたので、よろしければお休みの日など時間のある時に作って試してみてください。

普段とは違う向きで駐車する

普段バックで駐車している場合は頭から駐車してみるなど、条件を変えて駐車してみます。

鳥からの見え方が変われば被害が減るのではないかと期待しての行動です。

もっとも、これだけで解決するとは思っていないので「うまくいったらラッキー」程度になります。

フクロウなど猛禽類の置物などをボンネットに飾る

鳥類の食物連鎖の頂点に位置するのはフクロウ・タカ・ミミズクといった猛禽類です。

多くの鳥類にとっては天敵になりますので、猛禽類の置物やぬいぐるみをボンネットに設置し、鳥を追い払えないか試してみます。

私は家にミミズクの置物がありましたので使用していました。

できるだけ大き目の置物やぬいぐるみを用意するのが良いと思います。

愛車の守護神

なお猛禽類の置物で重要なのは「目」になります。

デフォルメされた可愛い目ではなく、しっかり猛禽類の目をした置物を選んでください。

ハートの目の置物は見る分には可愛いですが、効果が出ないと考えて良いでしょう。

解決できない時は敵のターゲットを推測する

簡単な対処法で解決できない時は本格的に対策を練らなければなりません。

私でしたら、まずは鳥がターゲットとしている対象を推測します。

具体的には次のうちのどちらがターゲットになっているのかを確認したいと思います。

ターゲットの推測
  1. 現在の車そのものがターゲットとなっている
  2. 駐車スペース止められた物をターゲットとしている

その他の理由もあるかもしれませんが、上記2パターンで考えます。

鳥のターゲットの推測方法

それでは具体的なターゲットの推測方法を解説します。

必要なものは車のボディ全体を覆うカーカバーです。

ボディの色を隠す目的がありますのでフルカバーで、理想は現在の車の色より明るい色のカバーを用意してください。

画像クリックで大きく表示されます
  1. ボディ全体を覆うカーカバーを入手し、被害のある場所で数日間連続で使用する
  2. 被害が続く場合
    →カーカバーの色を明るいものに変えて継続し、様子を見る
    (明るい色を入手できない場合は白いゴミ袋などをカバーの表面に貼って継続します…貼りづらいでしょうから少し大変ですが)
    1. 被害が続く場合
      ターゲットは駐車スペースに止められた物体であると推測
      (駐車スペースを縄張りと考えていたり、危険物を排除したいと考えている可能性があります)
    2. 被害がストップした場合
      ターゲットは車の色の可能性があると推測
      (黒に近い濃い色は恐怖心を与え、攻撃性を高めるとの情報があります)
  3. 被害がストップした場合
    →晴れた日にあえてカーカバーを使用しない日を作る
    1. 被害が再開した場合
      ターゲットは車の色の可能性があると推測
    2. 被害がストップし続けている場合
      →しばらく様子見。被害が再開するならカバーをする期間としない日を作る、カバーの色を変えるなどしてターゲットを絞る

■カバーをしない日にフンを落とされないか心配な時は?■

ターゲットの絞り込みのためにカバーをしない日にフンを落とされないか心配な方もいらっしゃると思います。
出来るだけ普段の条件と同じにしたいので、車がすっぴんの状態で確認していただきたいです。
どうしても車体にフンが付くのが嫌な場合は透明なビニールカバーでしたら使用してみても良いかもしれません。
ただし、光の反射の仕方が普段とは異なりますので、全くの同条件ではないという点だけ年頭においていただければと思います。

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大雑把な方法ではありますが、鳥のターゲットを推測できたら対策を行います。

ターゲット別の対策 ”色”である場合

それでは鳥のターゲット別の対策を行っていきます。

ターゲットが「車体の色」であると推測できた場合の対策は次のようになります。

ターゲットが色の場合の対策
  1. カーカバーを使用し続ける
  2. 鳥が近づきたくなくなる工夫をする
  3. 屋根のある駐車場に変更する
  4. 【超荒業】車を変える

各対策の解説をしていきますね。

1.カーカバーを使用しつづける

最も手軽な方法になります。

車の色が鳥のターゲットになっているのなら車の色を見えないようにしてしまえば良い、という対策です。

メリットデメリット
カーカバーさえあれば良いので手軽
鳥の被害だけでなく雨やヒョウなどの悪天候の対策にもなる
毎日使用するので面倒
時間に余裕がないなどカバーをかけられなかった日は被害を受ける可能性がある

2.鳥が近付きたくなくなる工夫をする

車の周囲から鳥が逃げたくなるような工夫を行います。

以下の記事で色々な方法をご紹介しておりますので、参考になさってください。

参考記事⇒車を鳥のフンから守りたい!対策方法・グッズはある?変わったものから憧れまで紹介!

私の取った対処法はサンシェードに猛禽類を想像させるような「目」の柄を張り付け、フロントガラスに張り付けていました。

非常に簡単な方法ながら我が家では効果がありましたので、気になる方は試してみてください。

あわせて読みたい
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メリットデメリット
様々な方法があるので一つがダメでも次を試しやすい屋根の設置などは月極駐車場では不可能
有効な手段が見つからない可能性もある

■カーカバーに目玉を付けるのも良いのでは?

私はサンシェードに目玉を付けましたが、日常的にカーカバーを使用するのであればカバーに目玉を付けるのも良いのではないかと思います。

ボンネットやルーフに目玉を付ければサンシェードよりも柄を大きくできますので、より大きな鳥を連想させることができますね。

テープでは柄が貼り付きにくい場合はマジックテープを縫い付ける・マグネットを使用するなど着脱式にするのも良いかもしれません。

メリットデメリット
サンシェードよりも大きな目玉柄をつけることが出来る
フン、キズ対策と鳥よけ対策を同時に行える
雨が降ると紙製の目玉はボロボロになる→ラミネート加工をするのがオススメ

3.屋根のある駐車場に変更する

色を起因として攻撃をしてくる場合、同じ駐車場内で場所を変えても効果は見込めませんので、駐車場自体を変えるのが良いです。(同じ駐車場内で鳥から車を隠せるスペースがある場合は除きます)

とはいえ職場や自宅から遠くなってしまう可能性があるので誰でも取れる選択ではないと思います。

駐車場を変更できる場合は屋根がある駐車場や機械式タワー駐車場など、鳥から車が見えない駐車場を探すのがおすすめです。

メリットデメリット
鳥から車が見えないのでボディカラーは関係なくなる
雨・ヒョウなどの天候対策もできる
目的地より遠方の駐車場しかない場合がある
駐車場の料金が高くなる場合がある

4.【超荒業】車を変える

色が攻撃のターゲットとなっている場合、最終手段は車を変えることです。

ですがこの方法はとにかくお金がかかる、気に入っている車を手放さなければならないなど、デメリットが非常に大きいです。

しかも次の車もターゲットになってしまった場合のダメージも大きいです。

金銭的・時間的・精神的な理由から、個人的にはまったくオススメできませんが、最終手段として一応ご紹介しておきます。

ターゲット別の対策 ”駐車スペースの物体”である場合

ターゲットが「駐車スペースの物体」であると推測できた場合、何らかの理由で駐車スペースを縄張りと考えているかもしれません。

私でしたら以下のような対策を取ります。

ターゲットが駐車スペースの物体の場合の対策
  1. 駐車スペースの周辺を確認する
  2. カーカバーを使用しつづける
  3. 鳥が近付きたくなくなる工夫をする
  4. 駐車場を変更する

なお今回のケースでは車を変えることは解決策にならないどころか、新しい車もターゲットになる可能性を秘めていますのでご注意ください。

それでは各対策の解説をしていきます。

1.駐車スペースの周辺を確認する

まずは駐車スペースの周辺を確認します。

何らかの理由で駐車スペースが鳥のテリトリーとみなされている可能性がありますので、巣が無いか、近くに餌になる生き物が繁殖していないかなどの原因を探っていきます。

近くに木がある場合などは巣がある可能性もありますし、鳥の中には地面や藪の中に巣を作る種類もいるそうです。

参考(外部サイト)⇒公益信託 サントリー世界愛鳥基金

以下の動画では地面に巣を作ったヒバリの生活を見ることができます。

原因が発覚したら状況に応じて対処をし、しばらくは様子見となります。

2.カーカバーを使用しつづける

近づく鳥を追い払うのではなく、防御に徹する対策です。

フン・キズから車を守ることができますが、根本的な解決とはいえません。

他の対処法も並行して試していくことをオススメします。

3.鳥が近付きたくなくなる工夫をする

ボディカラーがターゲットとなった時と同じく、車の周囲から鳥が逃げたくなるような工夫を行います。

以下の記事で色々な方法をご紹介しておりますので、参考になさってください。

参考記事⇒車を鳥のフンから守りたい!対策方法・グッズはある?変わったものから憧れまで紹介!

カーカバーに目玉柄を貼り付け、鳥の苦手な猛禽類を連想させるのも試してみていただければと思います。

4.駐車場を変更する

駐車場を変更するのも選択肢の一つになります。

この場合はボディカラーがターゲットとなった時とは異なり、まずは同じ駐車場内で駐車スペースを変更するのを試してみると良いかもしれません。

駐車場所が変われば攻撃されなくなるかもしれませんが、念のため最初のうちはカバーをかけておくのが安心です。

カバーを外しても攻撃されないことを確認できたら駐車場の管理人の方に情報を提供しておけば、その後の利用者の方に不利益の出ないように対処してもらえると思います。

もちろん全く別の駐車場に変えてしまうのも一つの手です。

駐車スペースの上を電線がや木の枝が通っている時は?

これまでご紹介した対策・解決策は駐車スペースの上に電線や木の枝などがないことを前提にお話ししてきました。

では電線や木の枝がある場合の対策はどのようにすれば良いのでしょうか?

基本的には個人で対策を行うことは難しいため、第三者の力を借りることになります。

電線が通っている場合

駐車スペースの上を電線が通っていると、朝や夕方などに鳥の集会所になっている可能性があります。

この場合は電線に鳥が止まれないよう対策をしてもらうのが有効です。

管轄の電力会社に連絡すると鳥対策をしていただけると聞いたことがあります。

電力会社に対策をしてもらえないか電話・メールで問い合わせてみてください。

事前に車が被害に遭っている画像を用意しておけば、状況の提出を求められた際にも対応できます。

今日は特に被害が酷いな…

という時の写真を用意しておいてくださいね!

木の枝がある場合

駐車スペースの上に木の枝がある場合も鳥の集会所になっている可能性があります。

この場合は駐車場の管理会社に連絡してください。

状況を説明すれば枝を切ってもらえる、別のスペースに変えてもらうなど、何らかの対処をしていただけると思います。

鳥のフンの対策はチャレンジあるのみ!

お寄せいただいた情報を元に「私だったらこうする」という対策をご紹介しました。

私自身は車の専門家でも鳥の専門家でもありませんので、専門家の方からすれば的外れな対策かもしれません。

それでも車を大切に思っている方の力になりたい気持ちは確かですので、今回の記事を作成いたしました。

鳥の被害への対処は鳥の種類や駐車場の場所など、様々な条件で異なると思います。

思いついた対策を手軽なもの・費用のかかりにくいものから試していただければ、ピッタリな対策が見つかるかもしれません。

今回ご紹介した内容が少しでもお役に立つことを願っています。

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この記事を書いた人

元ペーパードライバー歴10年。
学生時代より運転神経に自信がなく、奇跡的に免許を取得するも運転に苦手意識を持ち、晴れてペーパードライバーとなる。
家族の協力を得て2019年3月より運転の練習を開始、2020年1月に一人で運転を達成。
ペーパードライバーとしての任を終え「現役ドライバー」と名乗れるように。
現在は愛犬にドライブ慣れをさせるべく奮闘中。

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