道路標識の中でも目にする頻度が高いもの、違反を取られやすいものなど、重要度の高い標識をご紹介します。
ペーパードライバーの方や久しぶりに車を運転する方ですと、道路標識をすっかり忘れてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
交通標識を無視して車を運転していると違反をとられて反則金を支払う可能性があるだけではなく、重大な事故につながる可能性もあります。
「安全なドライブのために交通標識は覚えておくべきだとは分かっているけど、何を覚えたら良いのか…」
そんなお悩みをお持ちの方のために、覚えておくべき道路標識を画像を交えて解説します。
お急ぎの方は『特に重要な道路標識 10選【覚えるべき!】』だけでもチェックしてみてくださいね。
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私自身はペーパードライバーが協力者や講習なしで運転の練習をするのは反対です。
ですが、どうしても一人でやるしかない方のために練習の注意点を考えてみました。
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ペーパードライバーも覚えておくべき道路標識 17選
「右折禁止の交差点とは知らずに右折してしまって反則金を払うことになった…」という事件はベテランドライバーにもあり得ることです。
しかしながら
- 標識の知識はあったけど見落としてしまった
- そもそも標識の知識すらなかった
上記の2つでは車の運転の危険度には雲泥の差がありますよね。
標識の知識がなければ安全運転も難しいので、まずは運転をする上で覚えるべき道路標識を17個ご紹介します。
特に必要な標識をまとめていますので、ペーパードライバーの方や久しぶりに運転をされる方は一度目を通しておくと安心ですよ。
特に重要な道路標識 10選【覚えるべき!】
運転をする上で絶対に覚えるべき道路標識です。
無視すると命の危険があったり、警察官が免許証の減点・反則金を狙っている可能性が高いものです。
なにはともあれ、これだけは覚えておきましょう!
![]() | 通行止め 自動車だけでなく歩行者・自転車も含めて通行不可。崖崩れや土石流が発生した場合など、危険な道路を通行しないよう設置されているのをテレビなどで目にする。 |
![]() | 車両通行止め 歩行者は通行可能だが、自転車を含め車両は通行不可。 ★自転車の分類は軽車両に該当しますので通行できません。 |
![]() | 進入禁止 自転車を含む車両は進入禁止。一方通行道路や高速道路の出口などでよく見る。 |
![]() | 一方通行 矢印の方向にだけ進むことが可能。無視すれば最近話題の逆走になるので注意。 |
![]() | 駐停車禁止 駐車・停車ともに禁止されている区間。 画像の場合は標識の上部に『8-20』と表示されているので、8時~20時の間は駐停車してはいけない。時間の表記がない標識は時間に関わらず駐停車禁止。 |
![]() | 駐車禁止 駐車は禁止されているが停車は可能。 |
![]() | 一時停止 標識がある場合は停止線の前で、停止線がない場合は交差点の手前で一時停止しなければならない。 ★しっかり一時停止しなかったり、停止線を超えて停止すると警官に捕まるかもしれないので十分気を付けてください。最近、一時停止の取り締まりが多くなっています。 |
![]() | 速度制限 表示されている速度を超えて走行してはいけない。制限標識がない場合の最高速度は、一般道路は60km、高速道路は100kmとなる。 ★東北自動車道と東名高速の一部区間では最高速度が120kmとなっています。 |
![]() | 指定方向外進行禁止 矢印で指示された方向以外への進行をしてはいけない。直進のみ・左折のみなど様々なパターンがある。画像の場合は直進と左折のみが許可されている。 ★右折禁止の交差点周辺に潜んで違反車を待ち構える警官をよく見かけます。特に夏・冬のボーナスの前は取り締まりが厳しくなるので十分気を付けてください。 |
![]() | 歩行者・自転車専用道路 歩行者・自転車専用の道路なので自動車は通行してはいけない。 歩行者のみ・自転車のみバージョンもあるが、いずれも自動車の通行は不可。 |
駐車と停車の違いは?
- 駐車
荷物の積み下ろし、人待ちなどで5分以上車を止める状態。その際、何らかの理由でドライバーがすぐに運転できない状況となっていること。(車から離れている、通話中、車が故障中など) - 停車
車を止める時間が5分以内で、ドライバーがすぐに車を動かせる状態にあること。
★人の乗り降りのための停車の場合、5分を超えても駐車になりません。極端な話、何人も乗り降りして1時間以上車を止めていても停車の範囲になります。(ただし法律上の話なので、取り締まられた時は警察官の判断で怪しいかもしれません…)
重要な道路標識 7選【覚えておこう】
上記の標識と比べると命の危険レベルは下がりますが大切な標識です。
安全に運転するために覚えておくと安心です。
![]() | 二輪の自動車以外の自動車通行止め バイク(大型二輪車・原付など)は通行できるが、自動車は通行不可。 |
![]() | 二輪の自動車および自動車通行止め バイク(大型二輪車・原付など)と自動車の通行不可。 |
![]() | 徐行 標識がある場所では徐行しなければならない。 徐行とは道路交通法第2条において『車両等が直ちに停止することができるような速度で進行することをいう』と定義されており、正確な速度は定義されていない。 |
![]() | 追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止 自転車・バイク・別の車両を追い越すため中央線をはみ出して追い越しをしてはいけない。 ★駐車している車両などの障害物を避けるためのはみ出しは可能。 |
![]() | 追い越し禁止 自転車・バイク・別の車両の追い越しをしてはいけない。 |
![]() | 転回禁止 Uターンをしてはいけない。 ★標識だけでなく、道路に書かれていることもあります。 |
![]() | 専用通行帯 バス専用のレーンを表し、他の自動車は通行してはいけない。ただし、自転車などの軽車両と原動機付き自転車は車線の左側を通行することができる。 また、自動車でも右左折のためにレーンへ進入することは可能。 |
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覚えておきたい道路標識 5選
目にする頻度はガクンと下がりますが、発見したときに「何あれ?」とならないためにもチラッと見ておくと良いと思います。
![]() | 最低速度制限 最高速度制限の標識に下線が引かれているもの。表記されている速度を下回って走行してはいけない。制限標識がない場合、高速道路の最低速度は50km制限となる。 ★ほとんど見る機会のない標識ですが、どんな場所でもゆっくり走れば良いわけではないことを知識として知っておくと安心です。 |
![]() | 車両横断禁止 車両は道路を横断してはいけない。具体例として、右側にあるお店などに入るための道路の横断が禁止されている。 ただし、交差点の右折は可能。 |
![]() | 路線バス等優先通行帯 路線バス・スクールバス等以外の自動車も通行可能なレーンだが、バスの走行を妨げてはならず、バスが近づいてきた場合には別のレーンに移動する必要がある。自転車などの軽車両と原動機付き自転車は通行することができる。 |
![]() | 特定の種類の車両の通行区分 特定の種類の車両が通行するべきレーンを表す。 左図の場合は大型貨物車のレーンを表すが、乗用車やバイクが通行することを禁止するものではないので、乗用車なども走行可能。 |
![]() | 警笛鳴らせ 標識のある場所でクラクションを鳴らす。見通しの悪い場所等に設置されている。 |
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知っておいてほしい警戒標識 6選
警戒標識も交通標識の一種ですが、警戒を促すものであり違反はありません。
ですので、減点されたり反則金を取られるものではありません。
安全な運転のために覚えておくべき警戒標識を6つご紹介します。
警戒標識はこのほかにもありますが、黄色い看板は警戒標識だと覚えておくと分かりやすいですよ。
![]() | 合流注意 標識の先で道路の合流があるので注意する。高速道路でよく見かける。 |
![]() | 車線減少 標識の先で車線が減少するので、該当する車線にいる場合は車線変更をする。右車線が減少する場合は右車線が無くなる絵になっている。 ★工事をしている道路でよく見る標識です。減少する車線を走行している場合は早めに車線変更しておくと良いです。 |
![]() | 幅員減少 標識の先で道路の幅が狭くなるので注意する。 ★車線が減少するわけではないので車線変更しなくて大丈夫です。 |
![]() | 学校、幼稚園、保育所等あり 周辺に学校、幼稚園、保育所等があることを表している。子供の飛び出しに注意しながら走行すると良い。 |
![]() | すべりやすい 道路がすべりやすいので、特に雨の日・雪の日などは注意して運転すると良い。 |
![]() | 動物注意 動物が飛び出す恐れがあるので注意する。 描かれる動物は地域によって異なるので探してみると面白い。 |
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まとめ 道路標識を覚えて楽しいドライブを
ペーパードライバーや運転が久しぶりの方が覚えておくべき道路標識を解説しました。
『特に重要な道路標識 10選【覚えるべき!】』でご紹介した標識は命の危険があったり、警察官が違反を狙っていることの多い標識です。
他の標識は順次覚えるとしても、上記の10選だけは車を運転する前に覚えておくことをオススメします。
ご紹介した他にも標識はたくさんありますので、時間のある時に確認していただくと良いと思います。
標識を覚えていないと事故に繋がる可能性があることはもちろん、せっかくのゴールド免許を失う可能性も高まります。
楽しいドライブを台無しにしないためにも、標識の確認をしながら安全運転を心がけてくださいね。
車を運転する上で最も身近な違反といえば「スピード違反」です。
制限速度を何キロオーバーしたら免停・免許取り消しなのか、知っておくとスピードに注意したくなりますよ。

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私自身はペーパードライバーが協力者や講習なしで運転の練習をするのは反対です。
ですが、どうしても一人でやるしかない方のために練習の注意点を考えてみました。
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