一月ほど前からトヨタのカムリが覆面パトカーに導入されました。
これまでにもカムリが覆面パトカーに使用されたことはありましたが、今までとは趣が異なります。
本来であれば一般車両に紛れる地味なデザイン・装備を覆面パトカーは選択していましたが、新しいカムリは非常にハデ!
カッコいいぞ!
新覆面パトカーカムリはカスタマイズ車!
今回覆面パトカーとして導入されたのは「カムリ WS TRD仕様」。
しかも驚きなのがハイブリッド車ということ!
警察も経費削減を考えているのか?あるいは環境問題を他人事とは思わなくなったのか?
真意はわかりませんが、ハイブリッド車が導入されたということは、いずれは電気自動車も導入されるかもしれませんね。
TRD使用のカスタマイズ
巷で話題になっているのは今回のカムリがフルエアロってことらしいです。
私は車に関して詳しいことは何もわかりませんので、外観に注目したいと思います。
まず話題になっている「TRD」ですが「トヨタ・レーシング・デベロップメント(Toyota Racing Development)」の略称です。
トヨタグループの会社である「株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」の一部門で、トヨタ車のレース仕様カスタマイズパーツの販売を担っています。
このことからも今回のカムリがよりスポーティにカスタマイズされた車種だとわかります。
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覆面カムリを見破るために特徴を覚えておこう!

現在覆面カムリは東京都心部のみで稼働しているようですが、今後全国展開するかはわかりません。
しかしながら東京に遊びに来た時に一般車両と思い込んで痛い目を見るのもイヤでしょうし、車好きの間で話題になっているので特徴を知っておくのは決して損ではないと思います。
現時点ではボディーカラーはホワイト
現時点でのボディーカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」の一色のようです。(2020年6月30日情報)
その他の色であれば覆面の可能性は一気に低くなりますので、白のカムリには注意ですね。
通常仕様とは顔が少し違う

上の画像がカムリの「エントリーモデル」です。

こちらがカムリの「WSモデル」です

こちらが覆面パトカーに導入された「カムリ WS TRD仕様」です。
エントリーモデルはフロントグリルが横線なのに対し、WSグレードになるとTRD仕様でなくてもグリルが格子状になります。
そして通常のWSと比べるとTRD仕様はトヨタエンブレムの下が黒に塗装され、上下が繋がっているように見える関係からかグリルの印象も強くなりますね。
クラウンやレクサスのグリルを彷彿とさせます。
覆面パトカーにはグリルの奥にランプ(赤色灯)が配置されているので点灯した際には確認できるでしょうが、消灯していたら目を凝らしても確認することは難しいと思われます。
格子グリルのカムリには警戒が必要です。
車高が低い
TRDのサイトにカスタマイズによりオリジナルより車高が低いことが表記されています。
- フロントスポイラー :20mmダウン
- サイドスカート :20mmダウン
- リヤバンパースポイラー:40mmダウン
とはいえ走ってるのを見て「車高がオリジナルより低いぞ!」なんて一瞬で見抜ける程の差ではない気がします。
比較せず単体で画像を見ると結構低いから、個人的には駐車場の出入りに気を使いそうな印象を持ってしまいますね。
お尻に重要ポイントがある

上の画像がカムリの「エントリーモデル」です。

こちらがカムリの「WSモデル」です。

こちらが覆面パトカーに導入された「カムリ WS TRD仕様」です。
まずエントリーモデルとWS仕様の違いはテールランプから延びる黒い線の有無です。
個人的には下まつ毛に見えますね。
まつ毛があったらWSモデルと覚えられそうです。
次にエントリーモデルはリヤバンパーがプラスチック?樹脂?製のため色がグレーですが、WSモデルになると車体とカラーが統一されています。
また、TRD仕様は左右のマフラーの間にあるリヤバンパースポイラーがブラックマイカ塗装され、通常のWSモデルとは異なった様相です。
マフラーはエントリーモデルが1本、WSモデルが2本、TRD仕様が4本となっています。
ただし、覆面カムリはTRD仕様でありながらマフラーが2本に減っているとの情報が入っていますので、リヤバンパースポイラーがブラックマイカ塗装されていながらもマフラーが2本しかないことが確認できたら覆面パトカーです。
ホイールもカッコいい

なぜかホイールまでカッコいいものにカスタムされてます。
なんでもこのホイール45万円するらしいですよ。
覆面パトカーに必要とはとても思えないんですけどね…。
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覆面パトカーとしてお仕事中のカムリの動画
カムリが実際に覆面パトカーの仕事をしている動画があります。
ピカピカですね。
覆面とは思えないカッコよさ。
車高が低いからやっぱり駐車場が大変そう。
こちらの動画で注目したいのは次の2点です。

マフラーは2本のみ
上にも書きましたが、覆面パトカーはTRD仕様でありながらマフラーが2本しかりません。
車体の左側のみに2本ですので、覆面カムリの重要な見分けポイントとなります。
アンテナが違う
これだけ見れば一発で見分けることができるのがアンテナです。
カムリは全モデルでシャークフィンアンテナが採用されていますが、覆面パトカーカムリはポールアンテナ(ユーロアンテナ)を採用しています。
警察無線の関係で仕方なくでしょうね。
ここまでの覆面カムリの特徴を全部すっとばしてアンテナさえ確認できればOKです。
しかしながら最近ではシャークフィンアンテナになったり、下手をしたらアンテナ無しなんてこともあるので一応カムリTRD仕様と通常モデルの違いを考察しました。
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覆面パトカーのカムリの特徴 まとめ
覆面パトカーのカムリの特徴ですが、以下の通りです。
- 覆面カムリはWSモデルのTRD仕様
- TRD仕様はフロントグリルが特徴的でレクサスやクラウンを彷彿とさせる
- TRD仕様は車高が低くなっている
- TRD仕様はリヤバンパースポイラーが黒く塗装されている
- 覆面カムリはTRD仕様でありながらマフラーが2本しかない
- 覆面カムリはアンテナがポールアンテナ(ユーロアンテナ)
以上になります。
目撃情報はやはり都心でも交通量の多い所ですね。
ナンバーですが品川2台、練馬1台の合計3台が報告されているそうです。
初見では覆面パトカーと見抜くのはとても難しいと思いますが、「カッコいいカムリがいたら覆面かも」の意識で行きましょう!
安全運転に気を付けて良きドライブライフを!
覆面パトカーを見分けるポイントは以下の記事で解説しております。
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