JAFっていらない?他人の車もロードサービス対象で優待もあってお得だよ

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少し前でしたら「ドライブ中の車のトラブル対応といえばJAF」というイメージが多くの方にありました。

しかし、最近では任意保険に無料のロードサービスが付いていることも多く「JAFに加入する必要はなさそう」と考える方も少なくありません。

JAFに加入していてもトラブル対応を頼んだ経験がない方も多いようで、ネット上では「いらないからJAF解約した」「会員でなくても有料なら対応してもらえるから年会費かかるJAFは不要」という意見もあります。

実は、任意保険のロードサービスとJAFでは対応してくれるトラブルに違いがあり、JAFでないと対応してくれないトラブルもあるんです。

さらに最近のJAFはロードサービスだけではなく優待サービスにも力を入れており、人によっては優待の利用だけで年会費以上に得することも…!

そこで今回はJAFと任意保険のロードサービスの違いや、JAFに加入するメリットをご紹介します。

読み終わる頃には「JAFに加入するの良いかも」「JAFを解約するのはもう少し使ってみてからにしようかな」と思いますよ!

目次

JAFと任意保険のロードサービス3つの違い

JAFのメインサービスであるロードサービスは、最近では任意保険に付帯されていることも少なくありません。

ドライブ中にトラブルがあっても
任意保険のロードサービスを頼めば良いから
JAFに加入する必要はないのでは?

上記のようにJAFの必要性を疑問に感じる方も少なくないと思います。

まずはJAFと任意保険のロードサービスの違いをご紹介します。

サービスを受けられる対象が異なる

JAFと任意保険では、サービスを受けられる対象が異なります。

  • JAF   →サービスに加入している会員(ヒト)
  • 任意保険→保険に加入している車両

一番の違いはJAFが加入している会員本人(ヒト)にかかるのに対し、任意保険は保険に加入している車両にかかること。

任意保険の場合は加入した車じゃなければサービスを利用できません。

一方JAFなら会員であれば車だけでなくバイクでもロードサービスを受けることができます

ロードサービスの内容が異なる

JAFと任意保険のロードサービスでは、対象となるトラブルの種類や対応に違いがあります。

具体的には以下のような違いがあります。

  • 無料でレッカー移動をしてくれる距離
  • タイヤトラブル(パンクなど)の対応
  • ガス欠(燃料切れ)の時の対応の違い
  • 自然災害の対応の違い

それぞれの内容を詳しく解説しますね。

無料でレッカーでけん引してくれる距離が異なる

ロードサービス専門の会社であるJAFなら、動けなくなった車を何kmでも無料でけん引してくれそうなイメージがありますよね。

実は、JAF会員が無料でレッカーけん引してもらえる距離には制限があり、任意保険のロードサービスの方がレッカー移動距離が長いこともあるんです。

サービス会社レッカー移動の距離
JAF15kmまで無料
以降は1kmにつき730円
イーデザイン損保保険会社指定の修理工場まで無料
顧客指定の場所へは100kmまで牽引
三井ダイレクト損保保険会社指定の修理工場まで無料
顧客指定の場所へは50kmまで牽引

無料でレッカー移動してもらえる距離はJAFよりも任意保険の方が長距離であることが多いです。

タイヤトラブル(パンクなど)の対応

ここでクイズ!

以下の順位は何を表しているでしょうか?

  1. バッテリー上がり
  2. タイヤのパンク
  3. 落輪・落ち込み

上記の順位はJAFの出動理由の上位3位で、2020年はこれらだけで出動の約67%を占めていました。

バッテリー上がりは任意保険のロードサービスでも無料で対応してもらえますが、実は「タイヤのパンク」と「落輪・落ち込み」といったタイヤトラブルは任意保険のサービス対象外であることが少なくないんです。

しかしながらパンクを始めとしたタイヤトラブルは、いつ・誰に起こってもおかしくないトラブル。

例えばパンクの応急処置はJAFに加入していない方でも有料(13,330円/2022年3月時点)で対応してもらえますが、JAF会員であれば無料で対応してもらえます。

また、JAFであれば雪道などでのタイヤスタックも対応してもらえますので、アウトドアが好きな方ほどJAFに加入すれば安心感は高くなりますね。

タイヤを縁石に乗り上げたり、側面をこすったりするとパンクやバーストの危険があります。

以下の記事ではタイヤの症状別に対処法を解説していますので「JAFを呼ぶほどのタイヤトラブルじゃないけど心配…」という時は参考になさってください。

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ガス欠(燃料切れ)の時の対応の違い

ガス欠(燃料切れ)が起こった時の対応もJAFと保険会社では違いがあります。

サービス会社ガス欠時の対応
JAF対応は無料、ガソリン代は実費
イーデザイン損保1保険年度に1回で最大10Lまでの燃料代が無料
三井ダイレクト損保2年目以降に10Lのガソリンをお届け(燃料代は実費)

上記のようにJAFは無料で対応してくれても燃料代が実費となります。

一方、任意保険は1保険年度で1回・燃料10Lまでなどの制限はありつつも、ガソリン代を無料にしてもらえる保険もあります。

保険会社にもよりますが、ガス欠対応に関しては任意保険の方が条件が良いかもしれません。(年に何回もガス欠しちゃううっかりさんは別です)

自然災害の対応の違い

雪道でのタイヤのスタックなどはJAFは無料で対応してもらますが、任意保険のロードサービスでは対象外です。

他にも任意保険では自然災害(地震・噴火・津波など)に起因するトラブルもロードサービスの対象外であることが多いです。

しかしJAFであれば自然災害が原因の事故・故障もサービスの対象です。

降雪の多い地域、自然災害の多い地域にお住まいでしたら、JAFに加入することで様々なトラブルに対応してもらえますよ。

JAFは入会金・年会費がかかる

任意保険のロードサービスは保険料に含まれていると考えられます。

一方、JAFは入会金・年会費が必要です。

JAFの入会金・年会費

  • 入会金:2,000円
    (クレジットカード払いで1,500円になる)
  • 年会費
    • 個人会員:4,000円
    • 家族会員:2,000円

JAFの年会費は初年度は個人会員で最大6,000円、2年目以降は4,000円となります。

入会時に数年分を一括払いすることで入会金がさらに割引され、5年分一括払いで2,000円割引になり、入会金が無料になります。

一括で払えば少し安くなりますが、任意保険に付帯しているロードサービスと比べると料金的にはJAFの方が高くなりますね。

とはいえ年会費を月額換算すると約333円/月ですので、一日のランチ代よりも安く安心のサービスに加入することができます。

JAF加入者の充実した4つのメリット

任意保険にはなくてJAFにはあるサービスも存在します。

  • 対象となるロードサービスの種類が多い
  • JAF会員なら車を運転していなくても助けてもらえる
  • 任意保険との組み合わせで補償の範囲が拡大
  • JAFの優待で毎日の生活がお得に!

上記の4つのメリットについてご紹介します。

対象となるロードサービスの種類が多い

先の項目でもお伝えしましたが、JAFと任意保険のロードサービスでは内容が異なります。

JAF会員であれば様々なトラブルに無料で対応してもらえます。

スクロールできます
JAFイーデザイン損保三井ダイレクト損保
年会費4,000円保険料に含む保険料に含む
バッテリー上がり年1回まで
ガス欠の燃料代実費年1回10L無料実費(2年目以降利用可)
レッカー移動15kmまで無料指定工場まで無料指定工場まで無料
タイヤ交換
パンク応急修理
キーのとじ込み
タイヤチェーン着脱
落輪2万円まで
スタック引き上げ条件あり条件あり

パンクの応急修理は任意保険のロードサービスでは対象外ですが、JAFなら対応してもらえます。

雪道でのスタック引き上げも保険会社は「自力で一定の除雪作業をしてもダメな場合」という条件がありました。(一定ってどこまでなのか)

JAFではスタック引き上げに条件はなさそうですので、さすがはロードサービスの会社といったところですね。

バッテリー上がりはJAFなら何回でも対応してもらえるのに対し、保険会社では年間の回数に制限の付いていることもあります。

紙免克子

久しぶりに動かす親戚の車に乗った時、2回もバッテリー上がりに遭い、2回ともJAFに助けてもらったことがあります
バッテリーも古くなっていたのかもしれません
レアケースではありますが、車に乗る期間に波がある方にはJAFは安心ですね

ちなみに車のバッテリー上がりは非常に運が良いと自然回復する可能性があります。

以下の記事では放置していると復活するかもしれないレアケースの条件を紹介していますので「JAFに加入してない…保険のロードサービスも対象じゃない…」という時は参考にしてみてください。

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JAF会員なら車を運転していなくても助けてもらえる

JAFはヒトにかけるサービス、任意保険は車にかけるサービスです。

任意保険では加入している車のトラブルのみ対処してもらえます。

一方、JAFは加入している会員単位のロードサービスですので、マイカーはもちろんレンタカーやカーシェアリングの車両も対象です。

他にもバイクや原付きなどの二輪車、キャンピングカーもロードサービスの対応をしてもらえます。

さらに有難いのは、会員が運転していない車もロードサービスの対象となること。

仲の良いグループで旅行に行った時、トラブルに見舞われたのが友人の車であってもJAF会員が同乗していればロードサービスを無料で受けることができるんです。

任意保険との組み合わせでサービスがパワーアップ!

JAFと任意保険のロードサービスはサービスが重複する部分があったり、どちらか一方では細かい部分に手が届かない部分もありました。

しかしながら最近では「JAF+任意保険」の組み合わせで対応してもらえるサービス内容がパワーアップ!

自動車保険加入者への優遇サービスとして、JAFの無料サービスの適用範囲が拡大されるんです。

  • けん引距離が保険会社の規定距離+15km
  • ガス欠の際のガソリン代(10L)が2回まで無料
  • JAFの無料サービス範囲を超えた作業料金、部品代等を4,000円分負担

など

上記のような内容で対応してもらえるようになります。(サービス内容は保険会社によって異なります)

保険会社ごとの優遇サービスの違いはJAFの公式ページで確認できます。

参考:自動車保険加入者への優遇サービス(JAF公式サイト)

ところで任意保険の見直しは忘れず行っていますか?

保険料は保険会社によって大きく変わりますので、少しでも安くするなら毎年見直しをするのがオススメ!

実は個人情報の入力不要で見積りできる自動車保険もあるんですよ!

関連記事⇒個人情報の入力不要で自動車保険を見積りできる!?11の保険会社と保険料の見積り結果はこんな感じ!

JAFの優待で年会費分以上お得になるかも!?

JAFには会員のみが利用できる優待サービスがあり、全国に加盟店が存在します。

この優待が結構すごくて、日常的に利用できる優待も多数あるんです!

せっかくですので一例をご紹介しますね。

優待店舗優待内容
ロイヤルホスト5%割引(10%の時もあり!)
魚民10%割引
イオンシネマチケット1,800円→1,300円
オートバックスカー用品5%割引
鴨川シーワールド入館料3,000円→2,700円
東京ジョイポリスパスポート券300円引き

全国展開のファミレスから、テーマパークや道の駅、ガソリンスタンドまで、様々な優待が用意されています。

特にオススメなのがイオンシネマの映画が500円引きになる優待!

JAFの年会費は4,000円ですので、年間8回イオンシネマを利用すれば元が取れる計算に!

優待を使いこなせば年会費以上に得できちゃうんです!

紙免克子

我が家は良いことがあった時はロイヤルホストに行きますが、
5人で行くと20,000円くらいかかります。
JAFでは時々ロイホの10%オフクーポンが配られるので
2回行けば年会費の元が取れちゃうんです♪

JAFは必要?不要?会員数は増加中!

JAFのメリットを解説してきましたが「結局のところJAFは必要なの?いらないの?」というのが気になるところ。

任意保険のロードサービス付帯が当たり前となっているので会員数は減っているかと思いきや、逆に増えています!

JAFならではのメリットに魅力を感じる方が多いようです。

個人的には次のような方はJAFに加入するのがオススメです。

JAFの加入がオススメな方

  • 車を運転することが多い方
  • アウトドアやレジャーに車を使うことが多い方
  • 降雪の多い地域や自然災害の多い地域にお住まいの方
  • 割引や優待が好きな方
  • 映画が好きで近くにイオンシネマのある方

JAFは本当にいらない?会員数は増加中!

「任意保険のロードサービスがあればJAFはいらない」と考える人が多いかと思いきや、会員数は年々増加しているんです!

2021年の10月には会員数2,000万人を超え、過去最多の会員数に!

「免許証保持者の4人に1人はJAF会員」となっており、多くのドライバーに選ばれているロードサービスなんです。

任意保険のロードサービスと合わせて利用するのもオススメ

「JAFだけ」「任意保険のロードサービスだけ」では細かい部分が物足りなくなることも。

先にご紹介した通り、JAFと任意保険のロードサービスを一緒に利用することで、さらに安心な手厚いサポートを受けることができます。

特にアウトドアなどのレジャーに車を使用することが多い方や、積雪の多い地方に住んでいる方は一緒に利用するのがオススメ!

レッカー移動の無料距離が長くなったり、保険のロードサービスだけではカバーしてくれない部分をJAFが対応してくれます。

車に乗る頻度が少ない場合は不要?

レジャーに使用することほとんどなく、車に乗る機会が少ない方ですと、JAFのロードサービスは不要かもしれません。

JAFのサービスは会員でなくても有料で利用することができます。

近場でしか車を使用しないのであればメリットの1つである無料のロードサービスを利用する機会も少ないでしょうから、加入しないのも有りかもしれません。

とはいえ日常生活の優待で年会費以上に得することもできますので、優待目当てで加入するのもオススメですよ。

紙面克子

カフェやドラッグストアのクーポンもあるので
私はかなり優待を活用しています♪

まとめ JAFはロードサービスだけでなく優待もお得!

JAFは車の様々なトラブルに対応してくれるロードサービスです。

最近では任意保険にもロードサービスが付帯していますので、JAFに加入するメリットは少ないと思われがちです。

しかしながら任意保険では対応してくれないトラブルがあったり、対応回数にも規定があったりします。

一方JAFでは多くのロードサービスが何回でも無料で利用でき、任意保険と併用すれば、さらに手厚いサポートを受けることができます。

雪や地震などの自然災害を起因としたトラブルもサービスの対象ですので、アウトドアが趣味の方、降雪が多い・自然災害が多いなどの地域にお住まいの方にこそオススメのサービスです。

JAFのすごさはロードサービスの内容だけではなく、優待も非常に充実していること!

レストラン・宿泊施設・レジャー施設など全国の様々なお店と提携していますので、優待だけで年会費の元を取ることも十分可能!

会員数は減少するどころか年々増加しており、多くの方に選ばれているロードサービスです。

JAFに加入すれば万が一のトラブルへの安心を手に入れながら、日常生活もお得に過ごすことができますよ。

保険料を安くするには毎年の見直しが大事です!

会社によって任意保険の金額は大きく変わりますので、比較するのがオススメですよ!

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この記事を書いた人

元ペーパードライバー歴10年。
学生時代より運転神経に自信がなく、奇跡的に免許を取得するも運転に苦手意識を持ち、晴れてペーパードライバーとなる。
家族の協力を得て2019年3月より運転の練習を開始、2020年1月に一人で運転を達成。
ペーパードライバーとしての任を終え「現役ドライバー」と名乗れるように。
現在は愛犬にドライブ慣れをさせるべく奮闘中。

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