【修正 2022年5月1日】
ランクル300はエアサスではないとのご指摘をいただき調べ直したところ、フロント・リヤともにコイルサスペンションでした。
誤った情報を記載してしまい、大変申し訳ございませんでした。
参考⇒ランドクルーザー300主要諸元表（トヨタ公式サイト）
「トヨタといえばコレ！」と言える車といえば、やはり「ランドクルーザー」ですね。
トヨタの代名詞ともいえるランクルですが、8月2日に新型ランドクルーザー300が発売となりました！
誕生から70年の時を経て世界中で愛され続けてきた車が、14年ぶりに満を持してフルモデルチェンジ！
豊田章男社長いわく「過酷な環境から生きて帰ってこられる車」であるランクルのニューモデルが、いよいよ全国のトヨタに配車され始めました。
今回はトヨタのお店にやってきたばかりのランクル300に有難くも試乗させていただきましたので、感想をレポートしたいと思います！
今回の記事をお読みいただくにあたってご注意いただきたい点がいくつかあります。
- 私が元ペーパードライバー10年選手で、運転できるようになってから1年半ほど
- 私自身は大きな車は運転できないので助手席に乗っただけ
- エンジンなどの車の機構は全くわからない
上記のような人間による、新型ランクルの外見と乗り心地の感想です。
車両の詳しい性能に関してはトヨタの公式サイトをご覧ください。
新型ランクル300GRスポーツにも試乗してきました！（ただし助手席である）
新型ランドクルーザー300 エクステリア
上の画像が今回試乗した「新型ランドクルーザー300 ZX7人乗り」のガソリンモデルです。
正面に立ったとき、大きさに圧倒されました！
横幅が広い＆高さがしっかりあり、顔にも重厚感があるのでまるでトラックのよう…。
隣のシエンタと比べると差が一目瞭然で、この大きさを運転するには技術が必要だな～と思いながら見ていました。（元ペーパードライバー10年選手）
営業の方いわくメーカーオプションはほぼ網羅しているタイプだそうです。
新型ランクル300のフェイスは四角目が印象的！
新型ランクル300は、とにかく顔が強い！濃い！
アルファードのオラオラ顔とは違いますが要所要所に黒が用いられているので、ボディカラーがホワイトでもかなり迫力があり、頼りがいのある雰囲気です。
特に印象的なのが四角い目！！
先代のランクル200も四角目でしたが、新型は瞳がキラキラしている感じ。
アイラインのように黒く囲まれているので目が強調され、パワフルなフロントグリルにも負けない目力を感じられますよね！
私は目じりに行くにつれて細くなる切れ長の目が好きなのですが、ランクル300の目もカッコいい！
営業さんも「皆さんカッコいいって言ってくださるんですよ！」と鼻高々でした！
サイドミラーも差し色でオシャレ！
サイドミラーはシルバーです。
クロームメッキ加工されているのかな？
差し色になっているので非常にオシャレでした。
リア部分は箱の印象が強いデザイン
リアはすとんと落ちていて真っすぐです。
全体的に先代よりも角ばったデザインになっているとのことでした。
確かに「箱」の印象が強いですよね。
意外だったのはテールランプが最近流行りの横一線（新型ハリアーのようなタイプ）ではなく、由緒正しい？ライトだったこと。
理由は聞いていませんが、森の中や霧の中、砂漠を走ることも考えられた車なら、目立つテールランプの方が良いのかなぁ？
大きい車はコレじゃないといけないとか、何か道路交通法上の理由とかあるんだろうか。
単純にデザインの関係だろうか…。
サイドステップがあるから乗り降りも楽ちん
車高が高いランドクルーザー300は、座席も高めに設定されています。
そのため乗り降りが大変かもしれないと心配になりますが、サイドステップがあるので問題ありません。
私のような小柄な人間からするとあって嬉しい・無いと困る装備です。
地上から座席まで結構ありますので小さいお子さんなど、人によってはサイドステップがあっても大変な可能性があります。
ですが、例えば抱えている荷物や子供をあまり腰を曲げることなく座席に下ろせるますので、時と場合によっては車高が高いのは有難いかもしれませんね。
デカい車のタイヤ＝デカい
タイヤも大きかったですね。
ランクルのタイヤ見た後にうちの車のタイヤを見たらオモチャかと思ったほど。
純正のホイールも重厚な感じで、新型ランクルの印象にピッタリだと思います。
個人的には一つ一つの穴が大きく取られてるから手が入れやすく掃除しやすそうなのがナイス！
【追記 2019年9月26日】
別のお店でZXの黒の展示車に巡り合いました！
白よりもさらに破壊力がありそうな顔つきですね！
スポンサーリンク
新型ランドクルーザー300 インテリア
今回の試乗車のインテリアはベージュで、人気の高い色なのだそうです。
車内が明るく見えて良いですね。
ハンドルの向こうに見えるカーナビが大きくてビックリしました。
横幅はうちの車のナビの2倍以上ありそう…。
アンドロイドオート・appleカープレイにも対応だそうですので、Googleマップを表示させることも出来ますね。
今の時代は対応してくれていないと困る人も多いと思いますので親切設計です。
運転席側のパワーシート操作スイッチ。
ランバーサポートも運転席には付いていますが、助手席にはありませんでした。
ささっと見た限りではどのモデルにも助手席のランバーサポートは無さそう。
さりげなくステップにも「LAND CRUISER」の文字が！
アクセルペダルとブレーキペダル。
車体の大きさのわりには小さいと思ってしまいました。
助手席から運転席を見てみました。
とにかく広いことがお分かりいただけると思います。
カップホルダーの上部・シフトレバーの横にある窪みはスマホの充電が出来そうな感じでした。
いかんせん私が古いスマホを使用しているため、実際に充電できるのか試せてなくてすみません。
センターコンソールは右からも左からもガバッと開けることができました。
これは便利！かもしれない。
エンジンがかかるとフロントパネルはこのようになります。
文字はブルーに光るんですね。
こちらは後部座席のドアですが、木の素材が採用されています。
カップホルダーもウッド素材でしたが、皮のベージュとのコントラストが素敵。
一気に高級感が漂いますよね。
後部座席も広いのなんの！
しかもメーカーオプションの後部座席モニターも完備！
長時間のドライブや待機中もお子さんが退屈しなくて済みそうですね～。
ちなみにモニターの下の細長い四角い切り込みはテーブルでも出てくるのかと思って何度も押してみたんですけど、何も出てきませんでした(笑)
トランク（ラゲッジスペース？）も超広い！
スーツケースもたくさん入りますね！
セカンドシートを起こした状態でもゴルフバッグが5つ入るのだそうです。
この車両は7人乗りですので、サードシートを起こすこともできますよ。
最後尾の左側には100wの電源もありますので、どうしても何か電気系を使いたい時にも使用電力が軽いものなら対応できます。
そしてもちろんドアは開ける時も閉める時も自動。
開閉時には電子音が鳴り、ドアが昇降していることをお知らせしてくれます。
ただしドアのボタンは結構高い位置にありますので、私の身長から考えると130cmくらいの方はドアを閉めるボタンに手が届かない可能性があります。
その時はスマートキーで閉めれば良いと思います。
そういえば新型ランクル300には指紋認証が追加されましたが、バレーパーキングサービスはどうするんだろうか。
断られるのかな？
スポンサーリンク
新型ランドクルーザー300 助手席に乗った印象
紙免克子助手席ではありますが、
ランクル300の乗り心地の感想です！
新型ランクル300はシートが快適！
ランクル300はとにかくシートが快適！
横幅も広く、座り心地も硬すぎず柔らかすぎず、ちょうど良い感じでした。
長時間座ってても大丈夫そうな感じです。
そしてシートヒーター＆シートクーラーもあり！（多分オプション）
寒い冬は温かく、暑い夏は涼しく快適に座っていることができます。
試乗した日は気象庁からも熱中症警戒アラートが発令されていましたが、エアコンとシートクーラーのおかげで車内が快適になるのも早かったです。
むしろ寒くなっちゃったほど。
特に日本の夏はジメジメして暑いから、シートクーラーは太ももの裏がベタベタせずに超快適！
うちの車にも欲しいぞ！
視界がメチャメチャ広い！
新型ランクル300は全幅1,980mm、全高1,925mmなだけあって、視界がメチャメチャ広いです。
ボンネットの先が見えちゃうし、遠くまで見渡せるので視界のストレスは少ないと思います。
助手席からの景色の画像ですが、前方のミニクーパーと視点の高さの違いが一目瞭然ですよね。
私は車高が高い車は運転したことがないのですが、助手席からでもこれだけ高いと色々なものが見えて安心して運転できるだろうと感じました。
ただし横幅と長さはしっかりあるので、運転する人・走る道を選ぶ車であることは間違いありませんね。
乗り物酔いしやすい人は注意！
【修正 2022年5月1日】
ランクル300はエアサスではないとのご指摘をいただき調べ直したところ、フロント・リヤともにコイルサスペンションでした。
誤った情報を記載してしまい、大変申し訳ございませんでした。
参考⇒ランドクルーザー300主要諸元表（トヨタ公式サイト）
ランクル300は乗り心地が柔らかいので、乗員に車に酔いやすい方がいるときは走行モードを「スポーツモード」にするのがおすすめ。
ノーマルモードよりもサスペンションが硬くなり、酔いにくくなると思います。
それでも心配なら「スポーツ+モード」が良いと思います。
私は家族が購入した歴代の車が乗り心地が硬かったため、スポーツ+モードじゃないとダメだった。
もちろんこれは街乗りの感想のため、悪路を走る場合はスポーツ+モードにすると辛いかもしれません。
走行モードに関しては完全に個人の好みによると思いますので、試乗中に色々試してみてください。
ちなみに走行モードを変更するときはシフトレバーをニュートラルかパーキングに入れてね！
ドライブのままチェンジしようとするとアラートが鳴りまくって何も変わらなかった。
スポンサーリンク
新型ランドクルーザー300 運転者の印象
紙免克子ランクルは大きすぎて私は運転できなかったけど
実際に運転した家族に印象を聞いてみたよ
私自身は元ペーパードライバー10年選手なこともあり、ランクルほど大きい車はとてもじゃありませんが運転できません。
ですが運転した感想はやはりお伝えしたいと思い、運転した家族にランクルの印象を聞いてみました。
- 車体が大きいわりにちゃんと走り、走行性能は悪くない
- ハンドルはキビキビとは動かない
- 乗り心地が柔らかい。家族的にはスポーツモード以上が好きらしい
- 小回りが利かないのでUターンは厳しい
- 走る道路や駐車場のことは常に考えておく必要がある
- 高い位置から前方を見下ろすことになるので目や首が辛くない
- 静粛性が高く、外の音はもちろんエンジン音も聞こえにくいのが良い
だそうです。
聞いてみても車に明るくない人間にはあんま良くわからんかった。
スポンサーリンク
新型ランドクルーザー300 営業さんに色々聞いてみた
歴代ランクルの燃費は悪い！今回も期待できない！？
私が聞きかじったランドクルーザーの話といえば「燃費が悪いくて維持費がかかる！」ということ。
燃費が悪いことから必要経費が他の車種より断然高く、愛が無ければ維持ができない…
愛があっても維持費が高くて泣く泣く手放さざるを得なかった…という話も聞いたことがあります。
せっかくなので、担当してくださった営業の方にちょこっと聞いてみました。
紙免克子これだけ大きいとガソリンも消費しそうですが
燃費はどれくらいになりますか？
営業マン街乗りで4～5km/Lといったところですね
紙免克子すぐにガソリンが無くなっちゃって
給油が大変そうですね…
営業マンそのぶん燃料タンクを大きく設計してありますよ！
…とのことでした(笑)
街乗りで4～5km/Lとなりますと、正直言ってしまうと燃費は悪いですし、維持費が大変そうですね。
ランクル300はガソリンモデルだけでなくディーゼルモデルもラインアップされていますので、毎月の必要経費を抑えたい場合はディーゼルモデルを選ぶのもありかもしれません。
しかし、ランクルはディーゼルモデルよりガソリンモデルの方がリセールは高くなりそうとのことですので、毎月の費用を抑えるか？車を乗り換える時の買取価格を重視するか？という点はよく考えた方が良いかもしれませんね。
あとディーゼルモデルはそもそもの車両価格が高いね。
新型ランクル300を購入するには誓約書へのサインが必要
トヨタのランドクルーザーといえば壊れないのはもちろん、悪路走破性能の高さから世界中で人気の高い車ですね。
東南アジアなどでも人気が高いことは多くの方がご存知だと思いますが、人気の高さゆえ、海外に輸出・転売して利益を得ようとする方が多いそうです。
そのため、新型ランクル300は購入時に『購入から1年間は売却しない』という誓約書にサインをする必要があるのだそうです。
購入する場合は最低でも1年間は乗り続ける必要があるようですね。
新型ランクル300は予約待ちがすごい！
そして営業さんから聞いて驚いたのが、予約で納車待ちの方の順番待ちがすごいこと！
なんとなんと…8月2日に登場したばかりなのに…
既に納車まで少なくとも1年待ちなのだとか！！
トヨタの公式サイトでも8月2日以降にランクルを注文した方の納期は1年以上の見込みと公表されています。
せっかくなのでランクル300のカタログを貰って帰ろうとしたら…
入荷したカタログ50部は初日で全部なくなってしまい、追加発注中なのだとか！（かわりに本カタログではなく大きなパンフレットをくれた）
どれだけの方が新型ランクル300を心待ちにしていたのかが窺えますね…
ランドクルーザーにまつわる小話
日本で一番リセールバリューの高い車 ランクル
ランドクルーザーと言えばリセールバリューが新車からあまり下がらないことで非常に有名ですね。
1年乗って購入価格から50万円ほどしか価格が下がらずに売却できたという話も聞いたことがあります。
もちろん良い価格で売却するためには色々と条件があるそうですし、時期によって条件は異なることもあるそうです。
必ずしもいつでも高額査定が出るわけではないとは思いますが、私が聞いたことのある高額査定のための情報を記載しますね。
- ボディカラーはホワイトパール系
- 内装のカラーはベージュ系
- メーカーオプションは全部付けておく
- 燃料はガソリンモデル
- グレードは最上級モデル
- 乗車定員は7人
上記の車両だとリセールバリューが下がりにくいと聞いたことがあります。
今回の試乗車にドンピシャな条件ですね！
売却時の価格を気にする場合は一番良いものを購入するのが良いかもしれません。
紙免克子一番良い装備を頼む！
日本で一番盗難の被害に遭う車 ランクル
そしてランクルでもう一つ有名なのが「日本で最も盗難される車」ということです。
海外でも人気のある車なだけあって盗難被害件数はランクル・プラドあわせて堂々の第1位…。
盗んだ後は工場などで解体し、パーツに分けて運ばれて現地で組み立てられるのだとか…。
ランクル専門の窃盗団もいるのではないかという嘘か真か不明な噂も耳にしたことがあります。
とにかく狙われやすいランクルですが、今回の新型ランクル300には新たな盗難対策として「指紋認証」が導入されました。
盗難防止にどれだけ力を発揮してくれるのかは分かりませんが、車を盗まれて悲しむオーナーが減ってほしいですね。
車両の盗難に関しては別の記事にて解説しています。
ランクル以外にも狙われやすい車は存在しますので、愛車を盗難から守るために窃盗の手口を知っておくと役に立つかもしれません。
新型ランドクルーザー300はかっこよかった！
車に詳しくない人間による新型ランドクルーザー300の助手席インプレッションをお届けしました。
新型ランクルの乗り心地は非常に良かったです！
広々とした車内空間は正しくクルーザーの雰囲気。
密閉された空間でありながら息苦しさはなく、運転席と助手席それぞれのパーソナルスペースがしっかり確保されています。
乗り心地が柔らかいので乗り物酔いしやすい人には辛い部分もあるかもしれませんが、走行モードをスポーツモード以上に設定することで対処可能です。
顔つきもカッコよく、個人的には特に四角い目が好み。
多くの人が待っていただけあって8月2日発売にも関わらず、既に納車まで1年以上待ちとなっています。
新しく生まれ変わったランクルが気になる方は、ぜひトヨタのお店で試乗させてもらってくださいね！
新型ランクル300GRスポーツにも試乗してきました！（ただし助手席である）
コメント
コメント一覧 （2件）
ランクル300はエアサスじゃないですよ。
ランクル300の主要諸元表を確認したところ、おっしゃる通りエアサスではありませんでした。
誤った情報を記載してしまい大変申し訳ございませんでした。
ご指摘いただきありがとうございます。